読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Color State Worksの発信する、あれこれ。

ColorStateWorksのブログ。主に琴羽が書いてます。

ライブハウスの風習やシステムが古すぎる件、前編

ColorStateWorks、琴羽です。

 

 

突然ですが、皆様はライブハウスって居心地良く感じますか?

今回はそんな所に焦点を当ててみたいと思います。

 

ライブハウスって不思議なお店だと思うんだけども、どうでしょう?

色んなライブハウスへ足を運んでるような人からすれば逆に違和感は無いのかも。ライブハウスの抱える色々な不思議ポイント、昔からの風習、そこらへんにフォーカスします。

 

 

まず、これだけ「日本の接客業はサービスし過ぎ」とか「店員が低姿勢過ぎ」とかやれお客さんが神様だなんだと言われてる中、同じくサービス業、しかも届出上は飲食店であるライブハウスのスタッフって無愛想率高くないですか?

これ、地味にライブハウスへ行ったことの無い人のハードルを高めてると思うんですよ。

 

薄暗くてだいたい地下にあるようなライブハウスで受け付けが無愛想だったら嫌だもん。初めて行った飲食店で同じ対応をされた時の事を考えてほしい。多分もう今後行かないと思う。しかも「ライブハウスって全部こんな感じなのかな…」って不安まで与えちゃう。

 

 

 

その前にそもそもライブハウスって初心者に優しくない。ドリンク代の説明も満足に無いまま、なんとなく500円(最近だと600円)を払ってる人も多いのでは?

だって、拒否したくない?ペットボトル持ち込みたくない?

 

実はこれもちゃんと理由があって、最初にチラッと触れたとおり、ライブハウスって届出上は飲食店なんです。

だからお客さんに飲食物を提供しないといけない。お通しでも水でも何でも良いから提供して対価を頂かないと飲食店じゃない、というわけ。

でも食べ物だと人による…というわけで現在はだいたいドリンクチケットに落ち着いてる、という。

つまりライブハウス=飲食店。なので、ワンオーダーをしないといけないし飲食物の持ち込みはダメ、というわけ。

 

これは届出のシステムそのものが古く、当時はライブハウスが当てはまる項目が無かったためにこうなってしまっている。で、現在までずるずると続いてるという。

ライブハウス用の新しい規則をぜひとも作っていただきたい。

 

だからバンドマンもフロアにペットボトルを持ち込んではいけない。この辺の説明はお店側であるライブハウスがしっかりとするべきだと思ってる。バンドマンでさえ知らない人が多くてたまに驚く。

 

 

 

 

 

 

 

これはまだ個人的に思うにとどまるけども、タイムテーブルを一般公開してしまった方が良いと僕は考える。

 

現状、ライブハウスのタイムテーブルは基本的に非公開な事が多い。これはライブハウスの意思だったりイベンターの希望だったり、場合に寄るけどもその日のタイムテーブルを担当した人によって公開なり非公開なり決められる事が多い。

 

タイムテーブル非公開の思惑としては、目当てのバンドやユニットがいつ出るか分からない→オープン時から居ないといけない→全部見てもらえる、お客さんの少ないバンドやユニットにもチャンスが来る、という物。

これは確かに一理ある。あるんだけども、日によってはかなり過酷で。

 

例えば16時から始まって8組くらい出て終わりが22時だったとして。

タイムテーブルが非公開なのでお目当てのバンドが一番手かもしれない。16時に始まるならば、仕事を切り上げて向かうにしてもごはんも食べられない。でも早めにお目当てのバンドが出たら先にライブハウスを出ちゃってごはんを食べればいいか…とか考える。だってフルで居たら6時間も拘束されることになるし。

なんとか16時ギリギリにライブハウスに入る。でも実は実際に出たのは一番最後。結局22時までずっとライブハウスに缶詰状態だった。とかも良くある話。

 

タイムテーブルを公開するメリットの方が大きいと思うんだけど、どうなんだろう。お客さんの事を第一に考えるのならば、公開しちゃえばいいと思ってる。

あと、非公開でもどうせコソコソお客さんに漏らしてるバンドマンも多いので、結局「暗黙の了解」みたいな何とも背中がむずむずする風習もまかり通っていて全く意味が無い。

 

 

 

こちらと一緒に「再入場可」もぜひ検討して頂きたい。

再入場可って実はハードルが高い事で。「何で?」って思う人もいると思うので、まずはライブハウスを取り巻く環境とともに考えたい。

 

ライブハウスの近辺って、どう思います?

「ガラが悪そう」とか、あるじゃない?その中でもライブハウスって騒音問題が付いて回る。

防音してあるようでも、結構響いたりするしね。だからライブハウスは近所づきあいが大事。だってもしも自分の家の近所にライブハウスが出来たとして、態度が横柄だったらすぐ通報したくなるでしょ。正常なメンタルの持ち主で普通の生活をしてる人ならば、静かに過ごしたいであろう夜にお隣のライブハウスがガヤガヤしてたら「潰してやろう」って軽く一度や二度は思うはず。

 

こんな感じでライブハウスの人は騒音問題でも手一杯なのに、加えてお店の前でたむろされたりすると死活問題なのです。

だから手っ取り早い対策が「再入場禁止」。こうするとオープン前と終演後だけお店の周りを気にすればいい。

再入場を容易に許可しちゃうと、どうせ興味ないバンドの時に外でワイワイ騒ぐでしょ。それを阻止したいんです、ライブハウスとしては。

 

 

 

 

僕としては、再入場可だけ採用するよりは、ぜひともタイムテーブル公開と併せて再入場もOKにしてもらいたい。

だってそうしたら目当てじゃないバンドの時間をちょっと休憩に使って…とか出来るしね。ライブハウスって基本的に立ちっぱなしだから休憩とかも考えたい。

こうすると「新しいバンドや音楽と出会う機会を奪う」っていう反論が出るんだけど、そもそもお客さんに居心地良くライブを楽しんでもらう発想の方が先なんじゃないの?って思う。

「ライブハウスが好きじゃない」って思われるようじゃそもそも意味が無い。まずはお客さんが良いと思える空間にしてから、そこで初めて新しいバンドと出会う機会の心配をすればいい。

 

 

という点でもう一つ。

最近はバーカウンターを備えたりおいしいフードを出すライブハウスも増えてきまして。割と新しめのタイプのハコね。

さっきの立ちっぱなし問題だったり休憩出来ない問題を解決してくれそうな存在なんだけど、これもまた新たな問題を生んでいて。

 

バーカウンターで出演の終わったバンドとお客さんが交流していたりすると、勿体ないなぁって思う。

せっかく生の音を楽しめるライブハウスに居るのに、フロアに行かずにバーカウンターにずっと居るのは勿体ない。

 

さっきの話に戻って、タイムテーブルを公開して再入場をどうにかして…というのは飲食店としての機能をあまり果たせていないハコの場合で、こんな風にバーカウンターと満足なフードが出るハコならば一日そこに居ても苦痛では無いので有り難い。

で、ここで新しく出て来る意見が、さっき打ち消した「新しいバンドや音楽と出会う機会を奪う」問題。

 

居心地も良い感じで、良い環境が整ったのならば、ぜひ目当てじゃないバンドも聴いてあげてほしい。1曲だけで良い。

1曲聴いて微妙だったらそれはバンドの力量不足か、そもそも音楽性が合わなかったか。でもそれをジャッジする事さえしてくれないのは、ちょっとバンドがかわいそうかなとも思う。

 

お目当てのバンドマンがバーカウンターに居たら喋りたいのも分からなくもないけども、実はそれってそのバンドマンの寿命を縮めてるかもしれないって事も頭に入れておいてほしい。

例えばあるバンドは自分たちの出番が終わると毎回バーカウンターに行ってお客さんをフロアから連れ出してたとする。もし他のバンドがライブを主催して出演してくれるバンドを集めよう、ってなった時にそのバンドは呼ばないと思うんだよ。盛り上げてくれる可能性のあるお客さんをフロアから連れ出しちゃうから。

 

 

 

 

ちなみにバーカウンターそのものには賛成です。

お酒を飲みながらライブを見るスタイルも好きだし、だったらお酒の銘柄にもこだわっていただきたいし、フードもあればお腹も満たされるし。

 

もっと言うならば、フロア内にバーカウンターがあるのがベスト。色々と難しいんだけどね。

そしたらライブ中は会話出来ないし。BGMにしながらご飯だって食べれるし、気になったら前の方に行けばいい。

 

 

 

 

と、色々と風習やシステムの件について突っ込んでみました。

いつだって見に来る人が最優先であってほしいな、と思う。今は難しいかもしれないし、理想論かもしれない。現実的じゃない話もあると思う。だし、多分もっと良い案もあるはず。

僕だってバンドマンの立場としてだけで語ってるわけじゃなく、お客さんとしてライブを楽しむときもあるし、イベンターとして出演せずに経理と仕切りだけ担当した時もあるし、ハコ側のスタッフとして接した事もある。全部の立場から見て思った事をなるべく偏りなく書いてみました。

 

そのうちノルマ制についても触れます。

今回は前編として、この辺で締めます。