読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Color State Worksの発信する、あれこれ。

ColorStateWorksのブログ。主に琴羽が書いてます。

いつか時代遅れのCDに代わるメディアの登場を願って

Color State Works代表の琴羽です。

 

前回のエントリーを引き継いで、今回はなぜCDではなくダウンロード配信にしたのか、という点を掘り下げていきます。

 

前回のエントリーはこちら。

airstate.hateblo.jp

 

 

結論はタイトルに書いてある通りなんだけど、具体的に見ていきたいと思います。

 

まずは容量制限がある点。

これって製作者サイドにならないとあんまり気にしないポイントかも。と思ったけど、例えば友達とドライブに行くことになってiTunesとか使ってブランクCDにお気に入りのプレイリストを詰め込むとするじゃないですか。すると、意外とCDって容量が小さいんだよね、っていう。

CDってデータ量で言うと、実は700MBしか無くて。SDカードで●●ギガバイトとか言ってるこの時代に。

これが直接のデジタルリリースの原因ではないけど、「CDって時代遅れだなぁ」と感じる部分ではある。

 

あと、最近だと少しずつ増えてきている「ディスクドライブの無い機器」。

パソコンやコンポを持たない人だって居る。パソコンにしたってMac bookには光学ディスクドライブはもはや搭載されていないわけで。…となると、そもそもCDで買っても再生するのに手間がかかる、という層も増えつつあるのは見逃せない。

 

そして、CDの音質って実はめっちゃ良いってわけでは無い、という点。

確かにmp3とかからすると良い。けども、ネットでもCDを超える音質の音は聴けるし、ハイレゾ音源なんて物も出てる。

ちなみに蛇足だけど、いくらハイレゾ対応のスピーカーやヘッドフォンでも元々のCDの音質を超える音は出てこないので要注意。

 

 

つまり、CDは時代遅れなんです。

手に取れないデジタルが優れてる、ってわけでは無くて、CDの規格が時代遅れ。

でも、キャラメル包装をペリペリと剥がしてドライブに滑り込ませ、読み込むまでの暫しの静寂――そしてモニターに00:00のカウントが出てきて最初の音が鳴り出す。この感動は僕は大好きだし、最初のCDを聴いたときのあの感情を僕は忘れない。

ジャケットをすべてチェックするか、いやいや、歌詞やアートワークはともかく先にまずは全部聴くか、なんて葛藤も大好き。

 

だから、もし今後CDを超える、すばらしいリアルメディアが現れたら、是非ともそのメディアを使ってリリースがしたい。

それまではデジタルにしようかな、という結論に至りました。

 

 

 

 

然りとてデジタルも完璧ではなくて。もちろん弱点、デメリットがあります。

でもCDに比べてしまうとデジタルに軍配が上がると考えます。

 

他のメディア――ダウンロードカードやUSBスティックでの発売も考えました。

見積もりを出してサンプルを頂いたり、実際の完成品を手に取らせていただいたり。

はたまた実際に担当の方とお会いしてディスカッションしたり。

正しい表現かは分からないけれど、こういう「モノづくり」の現場の人って、やっぱり熱い。とてつもない熱量。

僕らとはまた業種が違うんだけど、そういう異業種の融合ってすっごいワクワクしちゃう。

だけども、今回のアシンメトリーのリリースに関して言うならば、条件の折り合いがつかなくてダウンロード配信という方向になりました。

 

 

やはり日本人は実在する物、リアルに関する執着が強いらしく、どうも手に取れないデジタルには不信感を覚えるらしくて。

クレジットカードの普及率が先進国の中でもかなり低い、っていうのも有名な話。

 

やっぱりリアリティのある物としてリリースしたいな、とも思う。

CDの盤面やジャケットにもこだわりってあると思うしね。僕も作る時は結構こだわります。

だから今回もデジタル配信+ブックレット、という形にしてます。

ブックレットには歌詞はもちろん各クレジットだったり色んなこだわりが詰まってて、やっぱりこういう視覚的な物は一緒に付けておきたい。これは僕的にはいくらデジタルで完結していても外せない部分だったりします。

 

 

そんな葛藤とこだわりが生んだメトロホログラフィー。の1st full album「アシンメトリー」。

ネットショップで買えますので、もし良ければどうぞ。1曲からでも買えます。そういえば1曲ごとか全曲か選べるのもデジタルの利点の一つかもしれません。

metoholo.thebase.in